空き家を相続した後の名義変更(相続登記)の重要性とは

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2025年11月27日

空き家を相続した後の名義変更(相続登記)の重要性とは

空き家を相続したとき、「名義変更(相続登記)」を後回しにしてしまう人は少なくありません。しかし、2024年から相続登記は義務化され、放置すればペナルティの対象となる可能性もあります。さらに、登記をしていない状態は、今後の売却・活用・解体などあらゆる手続きの妨げになります。

まず押さえておきたいのは、相続登記とは法律上、その不動産を誰が所有しているかを明確にする手続きだということ。書類上の名義が亡くなった親のままだと、何かを決めるにも家族全員の同意や書類が必要になり、手続きが一気に複雑になります。

さらに問題になるのが、時間の経過とともに関係者が増えてしまうこと。兄弟・甥・姪…と世代が進むほど共有者が増え、全員の合意を取ることが極めて困難になります。その結果、売ることも管理することもできず、荒廃した“負動産”となってしまうケースもあります。

相続登記は専門家に依頼すればスムーズに進むうえ、費用も数万円〜10万円台が一般的です。後回しにしてトラブルに発展することを考えれば、早めの手続きが最も賢明な選択だといえます。

相続した家の管理や売却を検討する前に、まず名義をしっかり整えることが、空き家問題を防ぐ第一歩になります。

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