空き家の管理費はいくら必要？年間コストの実例

空き家には「使っていないのにお金がかかる」という厄介な側面があります。主な費用は、固定資産税、火災保険、庭木・雑草の手入れ、定期的な換気・清掃など。自己管理する場合でも、雑草処理や水道・電気の基本料金で年間数万円は覚悟が必要です。

管理会社に委託する場合は、月5,000〜15,000円が相場となり、年間では6万〜18万円ほど。遠方に住んでいる人ほど管理の手間が増えるため、委託の選択肢を取るケースが多くなります。さらに、建物の劣化が進めば修繕費が急増する可能性もあり、「今はかからない」と思っていた費用が数年後に一気に重荷になることも。

空き家の年間コストを把握することは、“放置するか動き出すか”の判断材料として非常に重要です。