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空き家を相続すると、まず「何から手をつければいいのか」で悩む方が多いものです。感情の整理が追いつかないまま時間だけが過ぎてしまい、気づけば数年経っていた…というケースも珍しくありません。しかし、早めに状況を把握するだけで、その後のトラブルや費用を大きく減らすことができます。そこで、相続直後に行うべき“10のチェックポイント”をご紹介します。
まずは法的な確認から。①固定資産税の名義、②相続登記の状況、③遺産分割の有無。この3つが整理できているかが、後々の売却や活用のスムーズさに影響します。続いて現地での物件チェック。④建物の傷み具合、⑤雨漏りの形跡、⑥水道・ガス・電気の状態、⑦庭木や雑草、⑧境界標の確認など、最低限の状況把握が必要です。特に長期間無人だった家では、配管トラブルやカビが起きていることも少なくありません。
また、⑨近隣住民への軽いご挨拶も効果的です。「最近誰も見かけない家」と思われていると、防犯面でもリスクが増えます。そして最後に⑩今後どうするかの方向性を家族で話し合うこと。売却・管理・リフォームなど、選択肢は早めに決めたほうが無駄なコストを減らせます。
相続した家は、把握するだけでリスクの大半を避けられます。まずは一度チェックし、最適な一歩を踏み出しましょう。